先日、富山県警山岳警備隊の隊員2名が安全登山講習会に来てくださいました。30分程の講義でしたが、内容が盛りだくさんだったので3回に分けてお伝えしようと思います。
夏山における滑落、転倒事故以外にも救助要請があるのが、熱中症や低体温症だそうです。
熱中症を防ぐためには充分な水分を持つ必要があります。必要な水分の計算式を教えていただきました。
体重×予定行動時間×5
体重50キロの方が8時間行動予定の場合
50kg×8h×5=2000ml=2L
ということで2Lの水分を持つ必要があります。その水分も、半分は水、半分はスポーツドリンクにし、水は怪我した場合の消毒にもしようできるようにしておくと便利だと教えていただきました。