9/19~21予定していた「修験者が見た景色」ツアーはたくさんの応募をいただきましたが、台風直撃のため日帰りツアーに変更させていただきました。
日帰りツアーに変更したことで、参加者はこじんまり。
ガイドさんとマンツーマンの贅沢な山行となりました。
立山ガイドの佐伯さんの提案により、実際に立山曼荼羅に書かれている鎖禅譲という修行の場へ。
本日の修行はこちらとなります。
まずは立山曼荼羅の解説
標識を見ると上級者向けコース
そんなところもガイドさんなら連れて行ってくださいます。
(もちろん個人の能力によりますが)
まずは弥陀ヶ原の湿原を佐伯さんの解説を聞きながら歩きます。
今年は暑くてなんだか紅葉というよりも焦げちゃっている感じだと佐伯さんは言います。
河原に着くと「ロープしましょうか。」と笑顔の佐伯さん。
「え?」とビビる参加者一同。
「ここから先は危険な箇所が続きます。滑落すると命を落とす危険がありますので、念のためロープをしましょう」と笑顔の佐伯さん。
目指すはこちら獅子ケ鼻岩
鎖場を登ること1時間
「あと少しですよ。あれが獅子ケ鼻岩です」と佐伯さん
はい。到着(よいこはマネをしないでください。)
これができたのは佐伯さんだけです。だぶんエベレストに登頂したことがないとできません。(諸説ありますが)
我々は岩の付け根?でお昼ご飯。
絶景ですが、とにかく落としたら大変なので落とさないように、自分も落ちないように気を付けてご飯を食べます。
獅子ケ鼻岩の近くの祠に弘法大師像が鎮座しておられます。
狭くて急なので、交代でお参りしました。
このすぐ上からは木道になっているので、天狗平まで佐伯さんの解説を聞いたり、山歩きのQ&Aを教えていただきながら、木道をてくてくと天狗平まで向かいました。
天候を心配しましたが、南風の影響で終始暖かく、大した影響もなく無事に下山できました。
台風直撃により日帰りツアーに変更となりましたが、参加者のお二人とも大変喜んで次回こそは大日連山縦走をしたいと、大変意欲的でした。